設備概要
当社拠点工場である横須賀造船所が保有する設備について紹介します。
横須賀造船所が保有する設備は、各工程間の移動効率を最適化した設備レイアウトとなっており、最大300トンまでの大型鋼構造物のスムーズな生産が可能です。
また屋内で製作された大型鋼構造物を屋外にて各種クレーンを用いて結成することで、最大500トン以上の超大型鋼構造物の生産も可能です。
また1本のドライドックを中間ゲートにて仕切ることで、複数の超大型鋼構造物を並行して製造することが可能となっています。
※ 地図上の青いピンをクリックで詳細をご覧いただけます。
当社拠点工場である横須賀造船所が保有する設備について紹介します。
横須賀造船所が保有する設備は、各工程間の移動効率を最適化した設備レイアウトとなっており、最大300トンまでの大型鋼構造物のスムーズな生産が可能です。
また屋内で製作された大型鋼構造物を屋外にて各種クレーンを用いて結成することで、最大500トン以上の超大型鋼構造物の生産も可能です。
また1本のドライドックを中間ゲートにて仕切ることで、複数の超大型鋼構造物を並行して製造することが可能となっています。
1.ドライドック:
船舶や海洋構造物の建造や修理に用いる海水を抜くことのできるドックです。
幅が80m長さが560mあり、南北両側から海に出る事ができる構造になっています
2.ゴライアスクレーン:
ドライドックとドック脇の広いスペースに跨る大型クレーンです。
2機あり、それぞれ300トンの吊り能力があります。また2機が協働することにより600トンまで吊り上げることが出来ます。
3.ハンマーヘッドクレーン
ドック脇にある移動式クレーンです。2機あり、それぞれが25トンの吊り能力があります。
4.ジブクレーン
東岸艤装岸壁にある移動式クレーンです。25トンの吊り能力を有していて、係留船へのモノの運搬に従事しています。
5.ドライドックトンネル
ドライドックの底(渠底)は地上からトンネルが通じています。
このトンネルにより深さが10m程度ある渠底にも地上から車両が自走してアクセスすることができます。
6.艤装員事務所
乗組員様に日中滞在頂く事務所件控え所です。
本事務所は東岸艤装岸壁とドライドックの中間にあり、現場へのアクセスを容易にしています。
7.東岸艤装岸壁
船を係留する岸壁です。全長650mあり、中型船を複数隻同時係留できる設備を備えています。
効率的な作業を可能にするエレベータータワーやジブクレーンを備えています。
8.中間ゲート
ドライドックを2分するゲートです。
ドライドックの中間付近に設置し、片側に注水している状態でも、もう片方は乾いた状態を保つことを可能にしています。
9.特殊塗装工場
塗装工事を行う建屋です。10棟あります。
建屋内では温湿度管理することができるため、1年を通して均一の塗装品質を実現しています。
10.本館
住友重機械工業・横須賀製造所の本館です。
船主監督様用の個室事務所が複数あり、専用の食堂も備えてあります。
11.横須賀製造所正門
住友重機械工業・横須賀製造所の入口です。
京急線追浜駅からバスでお越しの際は「日産研究所前」で下車されますと目の前にあります。
12.造船ビル
当社の営業を除く全ての従業員が入る事務所です。
修理及びエンジニアリング部門も同じ建屋内に事務所がある為、意思疎通のしやすい配置となっています。
13.NC切断機
鋼材の切断を行うNC切断機です。プラズマ切断機7台とレーザー切断機1台を有します。
プラズマ切断機は、板厚40mmまで切断可能です。レーザー切断機は7-10㎜の薄板を切断可能です。
14.プレス機
鋼板の曲げ処理を行う、冷間曲げ加工専用の油圧プレス装置です。750トンプレスと1,500トンプレスを1台ずつ有します。
最大処理数は1台あたり5枚/日となっています。
15.リフティングマグネットクレーン
海上輸送により納入された鋼材を陸揚げするクレーンです。30トンの吊り能力を有します。