お知らせ

企業向け携帯電話ノーツメールシステム「sMobile」発表

2000年12月19日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、ロータスノーツ(注)の機能を携帯電話から利用できるシステム「sMobile」を開発し、ソフトウェアの製作販売の子会社である株式会社ライトウェル(住友重機械100%出資 東京都台東区元浅草 社長 伴 至)を通じて販売を開始します。
 「sMobile」は国内で代表的なグループウェアであるロータスノーツの機能を、携帯電話から利用できるようにした企業向けのメールサービスです。ロータスノーツで使われているメールの送受信やスケジュールの確認などが携帯電話から行え、移動中にパソコンを持ち歩く必要がなくなります。既存のノーツシステムにアプリケーションサーバを付加するだけで携帯電話がノーツの情報端末となります。「sMobile」の最大の特徴は、データの交換に専用回線を使うなど、万全のセキュリティを確保したことです(特許出願中)。情報が社外に漏れる心配がなく、ビジネスユースとして安心して使用できます。当社は1998年に全社を対象としてロータスノーツを導入し、営業マンなど社外からのアクセスが可能なモバイルシステムの検討をしてきました。従来の携帯電話を利用したメールサービスとは異なり、インターネット経由でないので、セキュリティが確保され、字数や件数の制限もなく、携帯電話の機種が異なっても利用方法は変わりません。当社では、このシステムを2000年2月から独自に開発し、10月より社内ユーザー200人を対象にテスト運用してきました。システムの評価が終了したため、今後ノーツを導入している企業を対象に販売をしていきます。

1. 「sMobile」の特徴
  (1) 優れたセキュリティ構造
  (2) ユーザーの立場で使いやすさを追求
  (3) システムの導入が容易
  (4) 運用管理用のツールを標準装備

2. システムの標準価格
ユーザー1人あたり月額300円

3. 販売目標
2年後に20億円

(注)ロータスノーツはロータス社の登録商標です。