お知らせ

横須賀で「技術開発センター」の開所式を開催

2001年09月04日

住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は当社横須賀製造所(神奈川県横須賀市)内に建設中であった「技術開発センター」棟を完成させ、9月4日(火)16時に開所式を行いますのでお知らせします。

当社の研究開発部門である「技術開発センター」は、1962年以来主力拠点を平塚事業所におき、要素技術・新商品の研究開発を行ってまいりました。これまでにも、極低温冷凍機とそれを応用した超電導マグネット、半導体や液晶などの製造・検査装置に用いられる超精密位置決め装置や、液晶及び有機ELパネル用の透明導電ITO成膜装置など、基盤技術を活用した独創的で価値ある商品を創造しております。

当社は、このたび横須賀に技術開発センター棟を新築し平塚の「技術開発センター」を移転しました。新棟は、建屋床面積が従来比で約20%拡張され、次世代新商品開発を推進するためクリーンルームも2倍以上に拡充されています。

また、今後レーザ事業センター(現在:平塚事業所、岡山製造所)、プラント・環境事業本部の環境技術研究所(現在:平塚事業所)、子会社で半導体封止装置および金型の製造・販売・サービスを事業とする株式会社サイネックスの本社・工場(現在:神奈川県津久井郡津久井町)など先端事業の横須賀への移転を計画しております。当社は、商品競争力と開発スピードをさらに強化し、横須賀製造所を従来の造船事業に加え最先端の研究開発拠点・事業拠点とする方針です。

「技術開発センター」の概要

1. 所在地   
神奈川県横須賀市夏島町19番地
2. 施設規模
敷地: 7200m2  建屋面積:2800m2
延べ床面積:5400m2  2階建
3. 総投資額      約10億円
4. 着工     2001年2月
5. 人員     約120名

技術開発センター