レーザ製品の販売・サービス会社を設立
2002年04月19日
住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、レーザ事業の強化を図るため、レーザ製品の販売・サービス会社を設立し、5月より営業を開始しますのでお知らせいたします。
今回、当社のレーザ事業部門であるレーザ事業センターの国内営業部門とメンテナンス部門を一体化し、国内における販売・サービス会社の住友重機械アドバンストマシナリー株式会社を設立します。同社は国内市場におけるきめ細かな販売活動とサービス・メンテナンス活動を行なうと共に、取り扱い商品の拡充を図り、レーザ関連製品の新たな市場を開拓していきます。
1. 新会社の概要
社名 住友重機械アドバンストマシナリー株式会社
本社 東京都品川区北品川5-9-11(住友重機械ビル内)
社長 野島 和正(現・住友重機械レーザ事業センター 副事業センター長)
資本金 8,100万円(住友重機械100%出資)
営業開始日 2002年5月1日
従業員数 23名
事業内容 国内におけるレーザ製品の販売・サービス
営業拠点 東京(本社)、名古屋(中部支店)
サービス拠点 平塚(サービスセンター)、名古屋(中部支店)
2. 新会社設立の狙い
レーザによる加工技術は日々向上しており、様々な産業分野の生産ラインへレーザ加工装置が展開されています。
レーザ加工装置メーカに課せられた課題は、おt搾客様のニーズにマッチした商品の開発とソリューションの提供です。
販売サービス会社を設立することによってその機動力を発揮し、効率的な販売活動を実現することによりお客様への対応力を高めます。すなわち、住友重機械では開発を中心とした商品力強化に集中し、販売サービス会社においては取扱商品を増やし、ソリューション営業を志向することで受注枠を拡大します。
【ご参考】住友重機械のレーザ事業について
・ 1988年 GSIルモニクス社(カナダ)のレーザ発振器の技術を得て本格的に事業進出。
・ 1992年 開発、製造、サービスまで一貫して行なうレーザセンター(神奈川県平塚市)を開設。
エレクロトニクス、自動車など幅広い分野に対して加工テストを開始。
・ 1994年 樹脂(ポリマ)加工用のレーザを開発し、世界で初めてレーザによるプリント基板の穴あけ機を商品化。
・ 1996年 岡山製造所内に組立工場を開設して生産体制を強化。
・ 2000年 台湾に販売・サービスの現地法人SHI Laser System(Taiwan)Co.,Ltdを設立。
・ 2002年 (今秋予定)もの作りの基盤を強化するため、分散していたレーザセンターと組立工場の二拠点を集約し、横須賀製造所(神奈川県横須賀市)への移転を予定。