sMobileバージョン4を6月1日より発売
2002年05月21日
住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、NTTドコモの新機種504シリーズに対応した「sMobile」バージョン4を、JAVAアプリケーションの開発で豊富な実績をもつ株式会社コネクト(社長 加来徹也)と共同開発し、6月1日より発売します。
「sMobile」はロータスノーツのメールおよびスケジュール情報を携帯電話から利用するパッケージです。今回504シリーズで初めて搭載された「待ち受けアプリ」のエージェント機能に対応することで、新たにリマインダー機能を搭載します。これにより、緊急メールなどの自動通知、スケジュールの予告機能などモバイルツールとしての性能を存分に搭載した法人向けのシステムとして、より一層使い勝手が向上します。
「sMobile」はワンタイムパスワード(注1)への対応やSSL(暗号化通信機能)など、法人向けには欠かせないセキュリティ対策機能はもちろん、さらに使いやすく安全で、かつ、導入の容易なパッケージとなり今後はマルチキャリア、プラットフォームに向けたそれぞれの特徴を最大限に生かした製品をリリースしていく予定です。
当社では、意思決定のスピードアップと業務の効率化を推進する企業むけに「sMobile」を開発し、2000年から販売しています。お客様のシステム環境に応じた高度なセキュリティ機能をもち実運用に耐えうる高い信頼性が評価され、今後25万ユーザーを目標に拡販していきます。
【「sMobile」バージョン4の特長】
1 「待ち受けアプリ」のエージェント機能
今回504シリーズで初めて搭載された「待ち受けアプリ」のエージェント機能に対応したリマインダー機能(sMinder)を搭載します。 「sMinder」はサーバー側にセットしたキーワードから緊急などの件名をエージェント機能により定期的にチェックし待ち受け画面の最上部にテロップで表示したり、次のスケジュールを着信音やバイブレータなどを使用して知らせると共に画面上に表示する機能です。
2 その他の504対応機能
今回あらたに追加されたその他の機能としては、
(1) 未読既読判別機能
(2) メールTOフォーン・メールTOウェブ機能
(3) オフラインでの作業効率を大幅に改善した複数文書の一括取り込みと一括送信機能
(4) 不正ログインの指定回数以上自動ロック機能
などが加わり大幅に新機能を搭載しました。
【システムの標準価格】
1ユーザーあたり 10,000円 (1,000ユーザー規模の場合)
(注1) ワンタイムパスワードとはカードサイズの装置に表示される毎回異なる文字の組み合わせをパスワードとして利用するシステムです。
※ 「アイモード」「iアプリ」は株式会社NTTドコモの登録商標または商標です。
※ 「ロータスノーツ」はロータス株式会社の登録商標です。
▼ 待ち受け画面(最上部が新着お知らせ機能 下段はスケジュール通知機能)
▼ 未読既読判別機能(未読は赤字で表示、開くと次回より黒字で表示される)