住友重機械テクノフォート株式会社を設立
2002年05月30日
住友重機械工業株式会社(社長 日納 義郎)は、製紙機械部門、プレス機械部門を分社し、新たに住友重機械テクノフォート株式会社を設立し、6月1日より営業を開始します。
当社は、製紙機械で世界トップレベルのシェアと技術力を持つメッツォペーパー社(フィンランド)と1976年から技術提携しています。高品質、高生産性の抄紙機やワインダーなどを納入し高い評価を得ています。また、プレス機械では能力が1000トンを超える大型鍛造プレスを得意とし、国内の主要自動車メーカーはもとより国内外の大手鍛造メーカーを中心に累計200台以上の納入実績があります。
新会社は、製紙機械ならびにプレス機械の開発から製造、販売、アフターサービスに至るまで一貫した体制をとるとともに、新規設備の受注を目指します。また、これらの大型機械に関するノウハウ・技術を活用し、メンテナンス・サービス事業を強化します。機械の診断や補修だけでなく、お客様の生産ラインの改善提案まで実施する総合的なサービスを行い、お客様への価値向上を図ります。また、メンテナンス・サービス事業での売上を現在の30%から50%に引き上げて事業収益の安定化を狙います。
【新会社の概要】
社名 : 住友重機械テクノフォート株式会社
(英文名称:Sumitomo Heavy Industries Techno-Fort Co.,Ltd.)
営業開始日 : 2002年6月1日
本社所在地 : 愛媛県新居浜市惣開町5番2号
営業拠点 : 東京、大阪、名古屋、九州
資 本 金 : 4億8千万円(住友重機械100%出資)
代 表 者 : 代表取締役社長 高瀬 孔平
(現当社 常務執行役員機械事業本部長、6月1日付で顧問就任予定)
人 員 : 250名
事業規模 : 約100億円/年
事業内容 : 製紙機械・プレス機械の設計、製造、販売、保守サービス。製鉄機械の製造、保守サービス。