1t~1.8t リーチタイプバッテリー式フォークリフト ヒップサポート付「FBR-E」シリーズを発売
2003年01月16日
住友ナコ マテリアル ハンドリング株式会社(社長 大野嘉紀 本社 愛知県 大府市 Tel 0562-48-5251)は、1トンから1.8トンのリーチタイプバッテリー式フォークリフトをフルモデルチェンジし、1月15日より発売します。
近年、環境改善や運転し易さから、バッテリー式フォークリフトの需要が増えており、その中で約半数(国内市場規模:14,000台/年)を占めるリーチタイプバッテリー式フォークリフトはコンパクトである反面立ち席構造のため、居住性の改良や運転時の安定感増大等が多くのお客様から要望されています。
今回発売した住友の新リーチ車「FBR-E」は、これらの要望に応え、新しいコンセプトと新開発のコンポーネントにより、長時間稼動でも快適に作業できる居住性・操作性と多様なニーズに合わせた経済性・安全性を実現しました。
バッテリー横引出し車をラインアップに加え、バッテリー前引出し車、標準車体幅、幅狭車、幅広車、低床車など、多くの用途に使用できる41車種を発売します。
【主な特徴】
1.長時間運転をサポートする快適な居住性・操作性
(1) 業界で初めてアジャスタブルヒップサポートを標準装備するとともに、新形状、新素材のウエストサポートとによりオペレータの立席姿勢での大幅な疲労軽減を実現しました
(2) 運転席寸法の拡大、フロアでのショック吸収改良、各機器の操作性改良で居住性・操作性を向上しています。
(3) ACモーター・コントローラーの採用により、発進・制動時の操作性を大幅に向上しました。これにより多様な使用条件に合わせた最適な操作性を実現しました。
2. 多様なニーズに合わせた経済性
(1) 新開発のフルドットディスプレーを採用し、メンテナンス情報、車両管理情報も簡単操作で一元管理が出来管理費の削減に貢献します。ACモーター・コントローラーの採用によりメンテナンスコスト20%削減可能です。また、先進のリジェネ機能によりエネルギーロスの排除と徹底したエネルギーの回収を実現し稼働時間の延長と部品寿命の延長を可能にしました。
(2) マイコンチャージャーと自動タップ切り替え機能(オプション)の採用により、作業に合わせた無駄のない充電でバッテリー寿命の低下防止ができトータルコストの低減に貢献
3.多様なニーズに合わせた安全性
(1) 新サスペンション機構の採用により旋回安定性と荷役安定性を大幅に改善し、業界で初めて標準車で揚高4.3m、高積車で揚高5.0mまでフル荷重を実現しました。
(2) 前輪ブレーキ・アンチスキッド、トラクションコントロールをオプションで準備し滑りやすい路面でのスムーズな発進と、安定した制動を可能にしました。
(3) マスト幅の拡大・配管の改良で前方視界を18%向上させ、フォーク拡がり幅を拡大し、荷の安定を向上しました
4 工場渡し標準価格
FBR10 : 210万円
FBR15 : 259万円
【本件に関する問合せ先】
住友ナコ マテリアル ハンドリング(株)
営業部 梶野
TEL0562-48-5365
住友ナコ マテリアル ハンドリング(株)の商品紹介はインターネットでも提供しています。
アドレス http://www.sumitomonacco.co.jp