変減速機事業にグローバル・グループブランドを10月1日より導入
2003年09月30日
住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、2003年10月1日より、変減速機事業関連国内外30社のグループ会社を1つに束ねる "Sumitomo Drive Technologies" ブランドを新たに導入することにしました。
企業や商品の単位ではなく、事業をブランド化し顧客対応力を強化するという取り組みは、 日本の生産財メーカでは極めて先進的な事例です。当社は、早くから独立採算の事業部制を採用してきましたが、主力事業の変減速機事業において、事業部単位のグループ経営力を高めるために、全世界に展開したグループ拠点(独立現地法人国内外30社、2327名)にグローバル統一ブランドを導入します。
国内市場の約70%、海外市場約15%のシェアを保有する変減速機事業は、2003年8月に主力製品であるサイクロ減速機の累計販売台数1000万台を達成しました。これを機に、グローバル・グループブランドを導入し、ビジネスのグローバル化・ボーダレス化などの事業環境変化へ対応していきます。
これはブランド構築を単なるVI(Visual Identity)の導入に終わらせず、グループ経営を強化し事業の総合力を発揮しようとする本格的な取り組みです。「信頼のパートナー」としてよりよい商品・サービスを提供するという事業のアイデンティティを社内外に明確化していきます。それにより、お客様に対しては、グローバル・サポート体制の強化、お客様との関係強化、品質 本位による競合他社との差別化を行い、社内に対しては、行動指針の提示、グループ構成員の求心力の形成、事業の方向性の共有を図ります。
活動内容としては、「信頼のパートナー」として一貫性、継続性のある事業体となるために以下のようなものを実施していきます。
1. VI(Visual identity)の導入
2. 推進組織の設置
3. ブランド視点での顧客接点管理
4. 品質強化へのオペレーション力強化の取り組み
5. 製品ブランド体系の見直し
6. ブランドの方向性に合わせた業務改革
新ブランドの導入は、「高い技術力に裏打ちされた信頼性」を再確認し、「ダイナミックでスピーディーなサポート力」を強化したより高い価値の提供をお約束するという、私たちの新たな志を表明するものです。
<ブランドシンボル>
<ブランドステイトメント>
世の中に変化をもたらす新たな価値を創造するお客様の原動力となるために私たちは考え、動きつづけたい。
培われた技術力やノウハウとグローバルなネットワークをもとにひとりひとりの柔軟な発想と大胆な行動が生み出す 独創的なテクノロジーと革新的なソリューション。 いつの時代も期待に応える確かな力がここにあります。
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