PDA(携帯情報端末)対応の「sMobile」バージョン5.1発売
2003年12月19日
住友重機械工業株式会社(社長 日納義郎)は、IBM Lotus ノーツ/ドミノに対応した、「sMobile(エスモバイル)」バージョン5.1の販売を開始しました。
「sMobile」は、多くの企業で採用されているグループウェアのノーツ/ドミノをモバイル環境で利用できるソフトウェアです。メール、スケジューラ、アドレス帳などを携帯電話から操作でき、業務の迅速化、効率化を図ることができます。2001年の発売以来、高いセキュリティ能力はビジネスツールとして評価され、日本IBMとそのビジネスパートナー およびNTTドコモを通じて現在50社以上で利用されています。
発売したバージョン5.1は、従来の携帯電話からの利用に加え、PDA(携帯情報端末)に対応しました。近年、PDAは、無線LANなどの高速通信機能や文書や計算表の編集機能などの性能が一段と高まり、ビジネス用の端末として使われつつあり、今回このニーズに応えたものです。
ノーツ/ドミノをPDAから利用できるので、よりパソコンに近い使用環境を実現しています。例えば、携帯電話では見ることができない添付ファイルも、PDAでは閲覧が可能であり、営業マンが添付ファイルとして受信した見積書や仕様書を、出先でも確認することができます。また、PDA付属のキーボードやタッチペンを使って入力ができることから、メール作成や データベースへの入力が簡単になるほか、一覧性が求められるスケジューラ機能を、携帯電話より視認性の高いPDAで利用することができます。また、旧バージョンで要望の多かった日本語によるメールアドレスついて、携帯電話とPDAのいずれからも利用可能とし、使い勝手を向上させています。
当社では、モバイル環境でノーツ・ドミノを利用する機能を拡張し、今後もお客様の利便性を向上に努めていきます。
【「sMobile」バージョン5.1の特長】
(1) PDA対応
ノーツ・ドミノにPDAからも接続できるようになりました。
携帯電話では不可能だった添付ファイルの利用ができるほか、PDAの画面を見ながらキーボードやタッチペンを使って作業することができ、パソコンを携帯せずに本格的な業務が可能になります。
(2) 日本語メールアドレス対応(携帯電話、PDAとも)
通常のメールアドレスに加えて漢字対応の日本語メールアドレスに対応しました。社内でお使いのメールアドレスをそのまま利用することができます。
(3) LINUX対応
サーバのOS環境として、従来のWindows系、Solalis系、AIX系に加えてLINUXをサポートしました。企業のニーズに合わせて最適なOSを選択することができます。
【PDAの主な対応機種】
「Microsoft Pocket PC 2002」搭載機種
「Linux」搭載機種
「Palm OS 5」搭載機種
【システムの標準価格】
1ユーザーあたり 13,000円 (1,000ユーザー規模の場合)