お知らせ

業界初、地上型パズル式駐車場の販売開始

2007年11月07日

住友重機械工業株式会社(社長 中村 吉伸)は、地上型パズル式駐車場「スミパーク」グラウンドの販売を開始しました。

「スミパーク」グラウンドは、パズル式駐車場では業界初となる地上設置専用型です。従来は地下に設置するタイプが主流でしたが、本製品の発売により建物の設計自由度が大幅に向上しました。以前より地上型の要望はありましたが、従来機種で地上設置に対応するためには、車庫(駐車室)に移動させるためのリフトと乗降室のスペースを両方確保する必要があり、面積効率の観点から実用化された例は多くありません。今回、新開発の乗降室を採用することにより、リフトと乗降室を同じスペースに収めることに成功しました。

当社のパズル式駐車場「スミパーク」は、独立駆動式の駐車パレットを採用しているため、自由なレイアウトが可能です。駐車場スペースの有効利用ができ、柱・壁・エレベータなどがあってもスペース内への取り込みが簡単にできます。
「スミパーク」シリーズは30〜80台規模の「スミパーク」エースから140台規模のGPSまで、収容台数に合わせた幅広いラインアップをそろえています。今回の「スミパーク」グラウンドは収容規模を最大50台規模に設定し、都心のマンションなどを対象に最適化設計によるラインアップの充実と強化を図りました。


■特長
1)パズル式による極めて高いレイアウトの自由度
各パレットは独立して駆動されるため、長方形の躯体だけでなく、三角形などの変形躯体条件でも高密度なレイアウトが可能です。駐車スペース内への柱・壁・エレベータの設置計画にも対応できます。

2)低騒音・低振動
インバータ制御・小容量モータ・非連結パレット・独立支柱・ウレタンローラの採用等、低騒音・低振動のための様々な工夫を施し、環境に配慮した設計です。

【販売価格】 240万円/1台あたり(40台推奨)

※ 「スミパーク」は住友重機械工業(株)の登録商標です。

パズル式駐車場「スミパーク」