お知らせ
小惑星探査機「はやぶさ2」にサンプル採取装置を搭載
2014年12月10日
2014年12月3日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小惑星探査機「はやぶさ2」が、種子島宇宙センターよりH-IIAロケット26号機にて打ち上げられました。当社は、初号機「はやぶさ」に引き続き、日本電気株式会社のもとでサンプル採取装置(サンプラー)の開発に携わりました。
「はやぶさ2」が探査する小惑星1999JU3は、有機物や水を含む物質で構成されると考えられています。「はやぶさ2」は、小惑星表面を詳細に観察し、またサンプラーにより小惑星の表面物質を採取して地球に持ち帰り分析することで、生命の原材料となった有機物の起源を解明することを目指しています。
打上げ後、サンプラーのホーン部は正しく伸展し、小惑星へのタッチダウンの準備が完了しました。
当社は、これまでも天文観測衛星や宇宙ステーション搭載機器を手掛けるなど、宇宙開発に多くの技術貢献をしてきました。これからも、貢献を続けていくとともに、さらなる技術力の向上を目指します。