製品
新型射出成形機「SEEV-A」を発売
2016年02月01日
住友重機械工業株式会社(社長 別川俊介)は、プラスチック射出成形機に新シリーズを投入、2月1日より販売を開始します。今回発売する全電動小型射出成形機SEEV-Aは、スピーディな立ち上げ・精密安定成形・管理/環境負荷の低減を可能にした小型SE-EVの後継機で、進化を遂げたタッチパネルコントローラや振動を抑制するS-MOVEといった新機能の搭載により、成形品の生産性向上に大きく寄与します。
全電動小型射出成形機 SEEV-A の特徴
1) スピーディな立ち上げから量産へ
進化を遂げたタッチパネルコントローラは、高い視認性・軽いタッチ感度・各種タブ機能などを備え、スピーディな立ち上げをサポートします。さらに、波形表示・品質管理などの多彩な機能を搭載し、使いやすさを追求しています。
2) 精密で安定した高品質な生産を
市場で高い評価を受けているダイレクトドライブシステムを継承し、高精度で高応答なスクリュ制御によって、より精密で安定した可塑化・充填・保圧工程を実現します。さらに成形機の振動を抑制しながら、より高速な型開閉を行うことができる制振加減速制御S-MOVEも搭載し、サイクル時間短縮に貢献します。
3) 管理と環境への負荷を最小限に
金型保護機能の監視精度を向上させ、不測の事態から大切な金型を守ります。また、ブッシュレスタイバー及びタイバーメッキにより、金型周りの清浄性を保ち、汚れを気にすることのない快適な作業環境を維持します。
【販売価格】 標準仕様定価ベースで1,200万円~(税別)(100t)
【販売目標】 年間2,500台
【型締力】 500キロニュートン(50t)~1,800キロニュートン(180t)