駆動制御システムの新製品「System MXs」を発売
2020年10月01日
住友重機械工業株式会社(社長:下村真司)は、スマート駆動制御システムEASY3「System MXs」の販売を9月中旬から開始しました。16軸分のRoll to Roll搬送装置用制御ソフトをプリインストールした小規模ライン向けの駆動制御システムで、お客様自身でセットアップ可能な使いやすさを追求した製品です。
当社は今後も顧客価値向上を実現し、社会の高度化ニーズに貢献する製品を開発していきます。
■特徴
1.手軽なシステムコーディネート
専用調整ツールの使用やPCとの接続なしでシステムの立ち上げが可能です。お客様自身がHMI(タッチパネル)を操作することで、ロール径、ギヤ比などの機械定数、制御方式を設定することができます。
2.HMIによる高速データモニターが可能
HMI上で5msec周期・60sec間のデータ収集が可能で、収集したデータはcsv形式やbin形式で保存ができます。また、スケールバーも搭載しており、指定した箇所でグラフ上の数値を確認できます。
3.省スペース化の実現
System MXsは非常にコンパクトなコントローラ、ドライバによって構成されるため、制御盤の省スペース化につながります。当社現行機種「System MX Ⅱ」と比較した場合、縦・横ともに半分以下のサイズ(※1)を実現しました。
■ウェブサイト
住友重機械工業㈱メカトロニクス事業部ウェブサイト
https://www.shi-mechatronics.jp/
System MXsに関するお問い合わせ
https://info.shi-mechatronics.com/l/845523/2020-09-30/6f3fd
※1)同軸数かつ1.0kW以下のサーボモータを採用した時のサイズ比です。モータ容量によりドライバ部のサイズが変わるため、従来機種とのサイズ比は条件により異なります。
■製品紹介映像
© SIGMATEK GmbH & Co KG