ギヤモータの故障を未然に検知する「ギヤモータ状態監視システムS-CMS」 を発売
2020年10月29日
住友重機械工業株式会社(社長:下村真司)は、ギヤモータの故障を未然に検知する「ギヤモータ状態監視システムS-CMS」を11月1日から発売します。
ギヤモータはコンベアなどの搬送装置をはじめ、撹拌機、ポンプなどさまざまな装置・機器の駆動に使用されます。今回発売する「ギヤモータ状態監視システムS-CMS」は、ギヤモータに振動センサを装着し、検知ユニットを介してその状態を常時監視することで、突発的なギヤモータの故障を防ぐことができる、シンプルな検知システムです。ギヤモータの劣化傾向を把握・管理することで、計画的なメンテナンスや予備機の準備が行え、予防保全による生産ラインのダウンタイム短縮に貢献します。
■特長
①生産ラインのダウンタイム短縮に貢献
振動の傾向管理により、ギヤモータのメンテナンス時期を予測し、予防保全による生産ラインのダウンタイム短縮に貢献します。
②点検作業を効率化
稼働中のギヤモータの状態を可視化して優先順位をつけることで、点検作業の効率化、省力化を実現します。
③不安全作業を削減
高所や高温、粉塵等の常時監視が難しい環境に設置されているギヤモータの点検作業を効率化し、不安全作業を削減します。
■構成
・振動センサ
ギヤモータへの取り付けが容易なコンパクトタイプ
・検知ユニット
4チャネルと12チャネルをラインアップ(最大12個の振動センサの取り付けが可能)
上位PCとの通信:Ethernet(オプションでWi-Fiも対応可)
■標準価格
振動センサ 31,800円(税別)
検知ユニット [4チャネル] 142,300円(税別)、 [12chチャネル] 223,500円(税別)
■ウェブサイト
住友重機械工業PTC事業部ウェブサイト
https://www.shi.co.jp/ptc/
「ギヤモータ状態監視システムS-CMS」 製品紹介ページ
https://cyclo.shi.co.jp/product/feauter/system/s_cms.html?selection=category