「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定
2022年03月17日
住友重機械工業株式会社(社長:下村 真司、以下「住友重機械」)は、2022年3月9日に、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」に認定されました。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。
住友重機械は、従業員一人ひとりが心身ともに健康を維持し、いきいきと働き続けられるよう、職場環境や健康管理体制を整備することが、企業の持続的成長のために不可欠であると考えています。
そのため、「住友重機械グループ 健康宣言」を制定し、健康な職場づくり活動計画をもとに、産業保健職による保健指導や健康管理支援システムの導入をはじめ、さまざまな健康支援施策を推進してまいりました。
今後も、全従業員の健康増進に向け健康経営を推進することで、企業としての持続的成長を目指します。
~主な取り組み~
○健康管理支援システムの運用
全従業員の健診結果および就労状況等をデータ化・オンライン化して産業医面談や保健指導等に役立てています。また、産業医、看護職などの産業保健スタッフ間、産業保健スタッフと人事部門スタッフ間でスムーズに情報共有可能となったことで業務の効率化を実現し、従業員への手厚いフォローにつなげています。
○メンタルヘルス対策の推進
ストレスチェック結果に基づき、産業保健職が製造所およびグループ会社ごとにテーマを選定し、メンタルヘルス研修を実施しています。さらに長時間労働者等に対する面接指導や社外の従業員支援プログラムと連携して休職者等への復職支援の充実に取り組んでいます。
〇循環器疾患対策
高血圧症等の未治療者の管理・指導徹底の為、ハイリスク者(要医療または精密検査を行う必要のある労働者)に対して受診勧奨を行うとともに、産業保健職およびライン等により「要治療者」に対するフォローの充実を図っています。
○健康増進プログラムの実施
従業員の生活習慣病予防のため、生活にウォーキングをとり入れた健康増進プログラムを実施。国の推奨歩数達成を目標に掲げて取り組み、実施前後で体組成および血圧を測定し、その変化(効果)を確認しています。今後も対象事業所を広げて運動習慣の定着を図るとともに、健保と連携することで特定保健指導対象者(積極的支援対象者)にも積極的に参加を呼びかけていく予定です。
○喫煙対策
従業員の受動喫煙防止および喫煙率低減のため、以下の取り組みを実施しています。今後も健康で快適な職場の実現に向けた取り組みを進めていきます。
・喫煙率低減目標:2024年までに住友重機械グループ喫煙率1割減(2020年比)
・各喫煙所の法令対応、定期管理の実施
・喫煙に関する情報提供、教育の実施
・喫煙所の維持/削減の議論と報告
・禁煙推進活動の評価、模範事例の紹介