2023年01月12日

住友重機械工業株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：下村真司）は、2022年12月23日にインドネシア国営電力会社(PT PLN)の関連会社であるPT Pembangkitan Jawa Bali Services (本社：インドネシア東ジャワ州、代表取締役社長：Teguh Widjajanto、以下「PJB Services」)とインドネシア政府主導のエネルギー分野における脱炭素・カーボンニュートラル政策に対する技術協力に関する覚書を締結しました。
インドネシア政府は2060年までに温室効果ガス排出量実質ゼロという目標を打ち出し、段階的な石炭火力廃止・バイオマスへの燃料転換や、再生可能エネルギー発電比率の大幅な向上を計画しており、あらゆる企業に協力を求めています。その中、PJB Servicesも国営電力会社の一員として政府が推進する脱炭素化の目標達成に向けた取り組みの一翼を担っています。
一方、当社グループは、高効率バイオマス発電の領域で広く普及している循環流動層(CFB)ボイラを始めとしたバイオマス専焼の分野において多数の実績を持つことから技術力を高く評価いただき、当社とPJB Servicesが協力することで、インドネシアのエネルギー分野における脱炭素・カーボンニュートラル達成に向けて貢献できるとの考えから合意に至りました。
インドネシアには再生可能エネルギー源として利活用が期待されるバイオマスの賦存量が非常に豊富にあり、今後も当社製品・技術・知見を通じて、同国バイオマス資源の有効活用と脱炭素化推進を支援し、インドネシアのカーボンニュートラル社会の実現に向けて貢献していきます。

【PJB Servicesの概要】