省スペース化と品質を徹底追求したハイブリッド小型射出成形機「iM18E」を新発売
2023年01月31日
住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下村真司)はクラス最小の設置面積と高い精密安定性を追求したハイブリッド小型射出成形機「iM18E」を2023年1月31日から新発売します。同製品は、近年需要が高まるコネクタや精密ギアなど電子部品の成形に適しています。
当社は、今後もさまざまなお客さまのご要望にお応えし、社会の高度化ニーズに貢献する製品を開発していきます。
※画像はイメージです。
■主要仕様
最大型締力 | 180kN |
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型締方式 | 直圧式 |
最高射出速度 | 600mm/s |
設置面積(L×W) | 2242×759 |
■本シリーズの主な特徴
1)成形ラインを省スペース化
設置面積は当社同等機種(SE18DUZ)に対し約21%縮小。クラス最小を実現しました。旋回を必要としない可塑化装置や、周辺機器を機械下部に収容できる構造により、占有スペースを大幅に縮めることができます。これにより、多くの成形機を配置した成形ラインの構築が可能になります。
2)小物成形に最適化したハイブリッド構成
油圧直圧式型締装置はプラテン中央部に型締力がかかり、ガス抜きの良い成形を実現します。電動射出装置は独自開発の低慣性サーボーモータを搭載。ダイレクトドライブシステムISCII (Intelligent Servo Control II)による制御で、当社同等油圧機(iM18)と比較し、ショット間重量バラつきを約1/3に抑えます。また最高射出速度は、600mm/sに向上。より難易度の高い小物成形の精密充填を実現します。
3)消費電力を同等油圧機に対し約50%低減
駆動源のハイブリッド化と、省エネ技術の飛躍的向上により、消費電力を大きく抑えます。同等油圧機と比較し、約50%低減。サステナブルな社会の実現に寄与します。
●詳細については、以下のURLをご参照ください。
URL:https://www.shi.co.jp/plastics/products/pdf/products/iM18E.pdf