2023年02月07日

住友重機械ハイマテックス株式会社（本社：愛媛県新居浜市、社長：木戸 敬彰、住友重機械工業株式会社100%出資、以下「住友重機械ハイマテックス」）は、一般財団法人 省エネルギーセンター主催の2022年度省エネ大賞（※）において資源エネルギー庁長官賞を受賞しました。

受賞した活動テーマ「熱処理炉のエネルギー原単位及びCO2削減の取組み」にある熱処理炉は、住友重機械ハイマテックスの主力製品である「圧延用ロール」の生産プロセスのひとつである熱処理を行う設備です。
今回受賞した活動では、熱処理で使用する燃料を環境負荷の高い重油からLNGに転換してCO2排出の削減を行い、さらにこの燃料転換にあわせて様々な省エネ化アイデアを盛り込んだ設備更新を行いました。
活動では約5年をかけて、圧延ロール生産プロセスで使用するすべての熱処理炉の燃料転換を進め、2021年に工事が完了し、活動前の2017年比でエネルギー原単位を15％向上、CO2排出量を27％削減することができました。
受賞にあたっては、数値的な成果だけでなく、部門横断的にメンバーを集めて小集団活動的に多くの改善を行った点も評価されました。

※「省エネ大賞」は、事業者や事業場等において実施した他者の模範となる優れた省エネ取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰するものです （主催：一般財団法人 省エネルギーセンター、後援：経済産業省）。