STAF(Steel Tube Air Forming)が「第73回自動車技術会賞」技術開発賞を受賞しました
2023年06月01日
住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:下村真司、以下「当社」)の自動車ボディ骨格構造を革新する新たな成形プロセス STAF(Steel Tube Air Forming)技術が、このたび公益社団法人 自動車技術会が主催する「第73回自動車技術会賞」において「第14回技術開発賞」を受賞し、2023年5月25日に授賞式が開催されました。
同賞は、1951年に自動車工学および自動車技術の向上発展を奨励することを目的として設けられ、自動車技術における多大な貢献・功績に対して贈呈されています。
自動車業界において安全性と軽量化が重要な課題となっている中、当社のSTAFは、フランジ構造接合や焼入れによる高強度化を達成することに十分な先進性が認められ、かつ、2022年には試作部品メーカーへの設備導入も行われ、世界的な電気自動車メーカーでも採用されるなどSTAF工法が実用段階に入った点が高く評価されました。
また、5月24日から26日にパシフィコ横浜で開催された「人とくるまのテクノロジー展 2023 YOKOHAMA」にもグループ会社である日本スピンドル製造株式会社と出展し、ブース来訪者数やブースセミナーに参加された方々からもSTAFへの関心の高さがうかがえました。
STAFは次世代の成長事業に位置付けられており、今後さらに自動車パーツへの適用を加速させ、当社事業の柱の一つにしてまいります。
関連情報:STAF技術の概要
https://www.shi.co.jp/products/machinery/staf/index.html